2012年03月12日 22:23
私はもうここにはいられない。刻々と足を進める。それは止めることのできない時間の流れだから,仕方ない。私は行きます。
ひとつのキャラバンが終わり,また次がはじまる。また会える人がいる。二度と会えない人もいる。いつの間にか去る人,すれ違うだけの人。私はあいさつを交わしながら,どんどん澄んでゆくような気がします。流れる川を見つめながら,生きねばなりません。
あの幼い私の面影だけが,いつもあなたのそばにいることを,切に祈る。
手を振ってくれて,ありがとう。何度も,何度も手を振ってくれたこと,ありがとう。