Nomade
2009年07月01日 21:41
罪のむくいを求めるものと ともにある, すでに終わりを救われてあるものと, 山のきしに発足する 一列のちいさな橋 海のきしに流れる 一千,二千の落としもの あしたの火に生まれ, 夜の火に眠る。 ともにある, やぶれるものと やぶれえぬものと, ことにおごそかな宿命を礼拝して 生涯の樹に徹底した。 けれども水は濁流し, この橋は 私の揺籃を模倣する。