Nomade
2009年01月09日 12:16
絹ずれの音はとだえた 塵は中庭の上にただよい 足音の気配もなく 落ち葉は かさこそと積もってまた止む かつての心の喜びの女も いまはその下に埋もれている 敷居にしがみつく濡れた一枚の葉